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家を売りたい!と思ったらここに注意!

遠藤直子

遠藤直子

こんにちは。

 

転勤やなんらかの事情で自宅を売却しなくてはならない事があった場合、もちろん『安いよりは高く販売できた方が良いなぁ。』と思うのは当たり前のことです。


job_fudousan_kanteishi.pngそういった場合、一般的には不動産業者へ自宅の査定をしてもらい、その不動産業者へ販売の依頼をする、という事が多いと思います。

その時に気を付けなければいけない事が『査定価格』です。


不動産の査定価格というものは、多くは近隣の販売状況・成約状況を調べて、実際に現地を訪問し、価格を提示します。また、査定ソフトを使用して査定する会社もあります。何社かへ査定価格を見積りした場合、それぞれの会社によって金額の幅があることに驚く方も多くいらっしゃいます。

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それは何故か?

 


不動産業者は、仲介手数料というものをいただくことで商売をしています。まずは売却主から、『この物件を販売してください。』という依頼(媒介契約)がないことには、仲介手数料も発生しません。なので、そのままの金額ではちょっと無理かと思われる高い価格を提示しても、自分の会社を選んでもらえば、まずは第1段階クリアなのです。

 

しかしちょっと待ってください。

 

そもそも販売金額というのは、売却主の希望金額で決められるのです。

ご自分が『この金額で販売したい。』という希望があれば、不動産業者もそれを聞いてくれます。(もちろん周辺相場から逸脱して高いと、買い手は見つかりにくく、長期に渡り物件が残る場合もあります。)


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何が言いたいかというと、『高い査定価格を出したところが正しい』という訳ではないのです。高い査定価格を出しても、売れなければ意味がありませんからね。

 

その担当者は、誠意を持って対応してくれていますか?あまりにも高い査定金額を出していませんか?根拠があってその査定価格を提示していますか?きちんと物件を調べて査定価格を出してくれましたか?

 

『大丈夫です!○○○円で絶対売れますから!ウチに任せてください!』というセリフにはくれぐれも気を付けてくださいね。