緑に囲まれ、ネコとインコの共同生活
広いバルコニーがある高台の三角屋根。太陽光発電も
札幌市西区の西野地区、緑豊かな高台に立つ三角屋根と白い塗り壁の家。2階バルコニーの木製ルーバーが優しい表情を見せています。屋根には環境に配慮した太陽光発電パネルを設置しました。
三角屋根部分の小屋裏空間はロフト、2階は2つの洋室、1階はリビング、そして傾斜地を利用した半地下にはアトリエと音楽室、読書室を設けました。全部で4層になる住宅です。壁はW断熱方式でQ値は1.0Wの高い断熱性能。
オーナー様は30代で画家。それから猫、インコと暮らしています。インターネットで検索して「自分の希望をかなえた家をつくってくれそう」とアシストホームに来社されました。
小鳥とネコが共同生活!?
書斎を兼ねたインコの部屋。吹き抜けに面した2階の窓から室内を眺めたところです。オーナー様の希望の一つは、ペットのインコもネコも安全に暮らせること。ネコにとって小鳥は獲物です。ネコも小鳥も自由に暮らすため、鳥用ケージを部屋に合うようにオリジナルの設計をして、造作家具の職人さんに作ってもらいました。この部屋は大きなロフトにもつながっていて、インコが自由に飛び回れるようになっています。
大開放の窓と吹き抜けのリビングルーム
大きな窓と吹き抜けから光が降り注ぐリビングルーム。ネコたちもリラックスしている様子です。窓の上部には、カーテン収納や間接照明を一体に設計したキャットウォークを設けました。左のダイニングテーブルからは、吹き抜けの2階が見渡せる開放的な空間づくりをしています。
斜面を利用した半地下にアトリエと音楽室
ホワイト色でまとめたキッチン。背面収納を窓と組み合わせてすっきりとしたデザインに仕上げました。階段の手すり棒に照明スイッチを付けるなど、使いやすく見た目もスマートにする工夫もしました。
オーナー様は、半地下の音楽室では周りを気にせずに演奏でき、太陽光が差し込むアトリエでは心ゆくまで絵に没頭できるなど、新居での暮らしを満喫されています。