中古住宅を購入し、いつかリフォームしたいと考えていたI様。当社と出会う前から複数の施工会社に声をかけていたそうです。

「最初の相談から設計担当の方も加わって話を聞いてくださってちょっと難しいかなと思う要望も、いろいろ試行錯誤しながら前向きに考えてくださり、この会社と一緒に住まいづくりをしたいと思いました。」と決め手を話します。

I様は冬の寒さが大きな悩みであり、当社からは断熱改修をしっかり行うことを提案。窓は全てトリプルサッシに交換し、屋根も耐久性が高く、すが漏れの心配のない防水屋根に架け替えました。

1階は奥様のご希望で全体に床暖房を採用、今まで冬の寒さに我慢する生活でしたが、足元からの暖かさを実現でき、心地よく暮らせるようになりました。

1階は狭い玄関を入ってすぐに８帖ほどの和室がありましたが、今回はそのスペースを取り込み、広がりのあるホールに改修。奥様愛用のグランドピアノを設置してもゆったりとした広さがあります。

シューズクロークや鉄骨階段、造作洗面台も設置し、閉塞的な空間は、明るく開放感のある「イマドキ」のスペースに大変身しました。

「うちは共働きで家事も分担しているので、家事は時短でラクしたい、というのが共通の意見なんです」と奥様。

1階は行き止まりがない回遊動線が大変使いやすいそうです。間取りにも「家事ラク」の概念を取り入れています。例えば広いドライスペースは洗濯物を干す→畳む→しまうが一つのスペースで完結するようになっています。

I様宅は鉄骨のスケルトン階段やデコマド（室内窓）、木目の下がり天井等、暮らしに彩りを添えるアイデアが散りばめられています。
キッチンはキッチンハウスの「グラフテクト」を採用。スタイリッシュでお手入れもしやすく、料理好きの奥様の楽しみが広がったそうです。

開放的な空間で楽しそうにピアノを弾くお子様。ご主人もここでギター演奏を楽しんでいるそうです。

「断熱補強してもらったおかげで、防音効果も高くなり、子供たちのピアノ練習も心置きなくさせられます」と奥様は嬉しそうに話してくれました。