私も今年は春の庭を思い浮かべながら、いくつか球根を選びました。
いつ植えようかと様子を見ながら、来年どんな景色になるのか想像する時間も、庭づくりの楽しみのひとつだと感じています。
今回は、札幌の庭に取り入れやすい秋植え球根と、春を楽しみに待つ庭づくりのポイントをご紹介します。

札幌では、秋の気配を感じ始める9月頃から、春の庭づくりに向けた準備が始まります。 秋に球根を植えておくことで、冬の寒さを越え、雪解けの頃に花を咲かせるものがあります。 長い冬を過ごした後、春になると少しずつ芽を出し、庭に季節の訪れを知らせてくれます。
writer森口千恵美
私も今年は春の庭を思い浮かべながら、いくつか球根を選びました。
いつ植えようかと様子を見ながら、来年どんな景色になるのか想像する時間も、庭づくりの楽しみのひとつだと感じています。
今回は、札幌の庭に取り入れやすい秋植え球根と、春を楽しみに待つ庭づくりのポイントをご紹介します。
秋植え球根の楽しみは、植えた瞬間ではなく、少し先の春にあります。
冬の間、雪の下で静かに力を蓄え、雪解けとともに芽を出す姿は、北海道ならではの庭の楽しみ方です。
春になって初めて変化に気づくという時間の流れも、球根植物ならではの魅力です。
一般的なチューリップより小ぶりで、自然な雰囲気が魅力です。
花壇に整然と並べるよりも、宿根草やグランドカバーの間に植えることで、野の花のようなやわらかな景色をつくります。
植えっぱなしで楽しめる品種もあり、ナチュラルな庭づくりにもおすすめです。
雪解けの頃に可憐な白い花を咲かせる、春の訪れを知らせる植物です。
まだ寒さの残る時期に咲く姿は、冬の長い札幌だからこそ感じられる特別な景色。
玄関まわりや庭の足元に植えると、毎年春の始まりを楽しめます。
丸い花姿が特徴の球根植物です。
高さのある花は庭にリズムをつくり、洋風の植栽ともよく合います。
宿根草と組み合わせることで、季節ごとに変化する庭のアクセントになります。
小さな花が集まって咲くムスカリは、庭の足元を彩ってくれる植物です。
以前、水耕栽培の記事でもご紹介したように、コンパクトで楽しみやすい球根ですが、庭植えではまた違った表情を見せてくれます。
球根は、1つずつきれいに並べるよりも、同じ種類を4〜5個ほどまとめて植えることで、より自然な雰囲気になります。
春に花が咲いた時、少しまとまりのある景色になり、庭にやわらかな広がりが生まれます。
また、植える場所を考える時は、
・玄関までのアプローチ沿い
・リビングの窓から見える場所
・植栽やグランドカバーの間
など、日常の中で目に入りやすい場所がおすすめです。
庭の一角だけでなく、暮らしの動線の中に春の楽しみをつくることができます。
秋は球根を植えるだけでなく、庭を整えるのにも適した季節です。
宿根草やグランドカバーなど、春以降も楽しめる植物と組み合わせることで、季節ごとに表情の変わる庭になります。
植えてすぐ完成する庭ではなく、時間をかけながら育っていく庭。
そんなゆっくりとした変化を楽しめることも、植物のある暮らしの魅力です。
秋植え球根は、来春の楽しみを今から準備する小さな庭づくりです。
冬の間は変化が見えなくても、雪の下で静かに春を待ち、季節が巡ると花を咲かせてくれます。
札幌の庭だからこそ楽しめる、雪解け後の小さな発見。
少し先の春を思いながら、秋の庭時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Writer この記事を書いた人
札幌出身ですが、主婦になってからは10年ほど関西で暮らしており、今はひさしぶりの北海道生活を満喫しています。おうち時間がちょっと楽しくなるような暮らしの情報を発信できたらなと思っています。