心地よく暮らすための収納計画
#家づくりのヒント

心地よく暮らすための収納計画

片付けや楽しくなる、収納計画のポイントをご説明します。

writer清水未来

清水未来

住まいづくりで、ぜひ大切にしていただきたいポイントのひとつが「収納計画」です。

お打合せの中で、
「物が多くて...」「片付けが苦手なので収納をたくさんつくりたい」
というご相談をいただくことはとても多くあります。

一方で、ご予算の関係から、
お家の面積にはどうしても限りが出てしまうケースも少なくありません。

限られたスペースの中でも、
きちんと整理しながら使える収納が計画できていれば、
日々の暮らしはぐっとラクになり、ストレスも減らすことができます。

今回は、そんな住まいづくりに欠かせない「収納計画」のポイントについてお話ししたいと思います。

目的別で考える

収納計画で大切なのは、「どこに、何を収納するのか」を明確にすることです。

収納は多ければ安心、と思われがちですが、
数や広さを増やすだけでは、使いづらくなってしまうこともあります。

ポイントは、使う場所の近くに、使う物を収納すること

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玄関には靴や上着、除雪道具など外出時に使う物、
キッチンには食品ストックや調理家電など日常的に使う物、
リビングには書類や日用品など家族が共有する物を。

このように目的別に考えることで、
限られたスペースでも無駄のない、使いやすい収納になります。

「とりあえず収納を増やす」のではなく、
暮らし方に合わせた収納計画を意識してみてください。

収納する物に合わせた奥行きの設定

収納で広さを気にされる方は多いですが、
意外と重要なのが 「奥行き」 です。

奥行きが合っていないと、
入るはずの物が使いにくくなり、
日々のストレスにつながってしまいます。

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収納別・奥行きの目安

・クローゼット:60cm前後

 コート多めなら65cmくらいあると良いでしょう。

・押入れ:85〜90cm 

 お布団収納ケースを使用する場合は75cm程度でも収まります。

・パントリー:30〜45cm 

 家電なども入れる場合は、奥行き45㎝ある方が使いやすいです。あまり重たいものでなければ可動棚がおすすめです。

・書類収納:30cm 

 可動棚でA4サイズのBOXが入る30㎝以上の奥行きがあると良いでしょう。

・シューズクローク:30cm 

 靴を収納する棚は奥行き30㎝の樹脂棚がおすすめです。大型用品を収納する場合は50〜60cm奥行きがあると良いでしょう。

奥行きが深すぎると、
動線が悪くなったり、奥が使われなくなることもあります。

収納は「とりあえず大きく」ではなく、
入れる物から逆算して計画することが大切です。

入れるものを見える化

収納を使いやすくするためには、
収納ボックスなどを活用して入れる物を見える化することも大切です。

奥行きのある収納は、直接物を置いてしまうと、
奥に何が入っているのか分からなくなりがちです。
ボックスやケースで分類しておくことで、
中身が把握しやすくなり、出し入れもしやすくなります。

また、はじめからオープン収納を取り入れ、収納する物を「見える化」するという考え方もあります。

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お気に入りの器や本、雑貨などは、しまい込むのではなく見せることでインテリアの一部となり、空間のアクセントにもなります。

あえて見える収納にすることで、自然と整理整頓を意識するようになり、きれいな状態を保ちやすくなるのも魅力のひとつです。
暮らし方や好みに合わせて、こうした収納の形を選ぶのも一つの選択肢です。

事前計画で無理なく整う暮らしを

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住まいづくりの計画の中で、
収納まで細かく考えるのは難しいと感じる方も多いかもしれません。

ですが、あらかじめそこまでイメージしておくことで、
住み始めてからの整理整頓がぐっと楽になり、
日々の暮らしもより快適で充実したものになります。

住み始めてから「つくって良かった」と感じていただけるよう、
収納計画についても、ぜひ一緒に考えていけたらと思っています。

お気軽にご相談ください♪

Writer

清水未来

営業・インテリアコーディネーター

清水未来

中学生と保育園児の母。インテリアショップやカフェ巡りが好きです。丁寧な暮らしを夢見ているものの、普段はあまり余裕がないので、日々家事楽アイテムに助けられています。主婦目線からも皆様に暮らしに嬉しいアイデアを沢山お届けしていきたいと思います。