
壁とフラットに納めたコーナー窓は、外からの光が自然に室内へ広がり、空間の隅まで明るく照らします。
余計な枠を見せないことで、光が壁をやわらかく伝い、陰影のある落ち着いた雰囲気を作ります。
空間の角が明るくなると、広がりや奥行きを感じやすくなるのもポイントです。

枠を無くしたり、ラインを整えたり。一見小さな工夫のように見える「窓周りのデザイン」には、空間の印象を大きく変える力があります。 今回は、光の広がりやラインの美しさ、ノイズを減らすためのディティールなど、設計のこだわりポイントをご紹介します。
writer齋川日菜

壁とフラットに納めたコーナー窓は、外からの光が自然に室内へ広がり、空間の隅まで明るく照らします。
余計な枠を見せないことで、光が壁をやわらかく伝い、陰影のある落ち着いた雰囲気を作ります。
空間の角が明るくなると、広がりや奥行きを感じやすくなるのもポイントです。
窓の高さや枠のラインを他の要素と揃えることで、空間全体に統一感が生まれます。
窓台を見える部分だけ薄く仕上げることで、ノイズを減らし、よりすっきりとした印象に。
この納まりは現在、当社の標準仕様として採用しています。
図面上では小さな工夫でも、実際の空間では大きな差になります。
細部へのこだわりが、居心地の良さを生み出す一歩になればと思います。
Writer この記事を書いた人
カメラが趣味で仕事でもプライベートでも沢山写真を撮っています。美味しいものを食べに出かけたり、音楽を聞くのも好きです。20代の目線から、設計の目線から皆様に新しい情報をお届けしていきたいと思います。