建てる土地の合わせる設計思想

外壁はモスグリーンのガルバリウム。総2階のプランですが、ストンとした真四角ではなく、ひさしを出したデザインが印象的な外観です。木調サイディングとの組み合わせで、モダンながら周りの景観にも馴染むデザインです。

半年くらい土地を探し続け、オーナー様が選んだのは、白樺並木の緑道がある開放感のある土地。私たちがプランを考える際に、最も大切にしたのがこのロケーションを最大限に活かすことでした。建てる土地の合わせる設計思想で、景色の移ろいを愉しむことのできる素敵な住まいが完成しました。

木の風合いを感じられる心地よい内装

木のぬくもりを大切にしたいとのことで１階はナラの無垢材を使用しました。
「素足で歩くとやっぱり感触が違いますね」と奥様。少し色も少し濃くなってきたようなので、これから風合いの変化も楽しみです。リビングは天井を高くし梁をあらわしに。窓の上部の間接照明も、優しい雰囲気を演出しています。

景色をキリトル大きな吹き抜け

白樺の緑豊かな景色を取り込むため、緑道に面する東側には吹き抜けをつくり、上下に大きな開口部を設けました。遊歩道に面しているといっても敷地とは高低差があるため、歩行者の視線は気になりません。東に向いた吹き抜けの大きな窓からは朝からたっぷり陽が降り注ぎます。春から秋までは白樺の明るいグリーンが窓越しに見え、まるで高原の別荘のような雰囲気です。

すっきり暮らすための収納計画

玄関にはベビーカーや自転車なども置ける広さのシューズクローク、キッチンの正面には３帖分の大きなストックルームがあります。まとめ買いをした食品や日用品の収納に大活躍しているそうです。「極力モノを部屋に置かず、生活感を出さずにすっきり暮らしたい」というご希望と動線を考慮し、1階に収納を広めに設けました。

ポイントを絞った存在感引き立つ空間

シンプルなインテリアの中で、特に目を引くのがトイレ・洗面スペース。トイレはダークグリーンのクロスに、床はヘリンボーン貼り。洗面台はダークグレーのカウンターとサブウェイタイルでカッコよさと落ち着きを感じられる空間です。色々なところにこだわりを散りばめるのではなく、ポイントを絞ることでより一層引き立つ空間となりました。

性能を大切にした会社選び

オーナー様がハウスメーカーを決める際、一番重視したのは性能面。
モデルハウスや見学会など数軒まわり、ホームページも熟読し、話を聞いた上でアシストホームに決めました。
「疑問にも丁寧に答えてくれますし、がつがつ押してきたりもしないので信頼できました。完成後も長くお付き合いするので、担当の方の人柄や相性も大事だと思います」

暮らしてみて実感した性能の高さ

お引渡しから１年、春夏秋冬のワンサイクルが過ぎました。

「共働きで不在の時間が長いため、冬に暖房を切って出かけるときもありますが、家に帰ってきたときもほんのり暖かい。結露もまったくしません」とご主人。夜に暖房を切っても朝に冷え切るようなことはなく、暮らしてみてその性能の高さを実感しているそうです。

もうすぐ赤ちゃんが生まれるオーナー様。ふたりの理想が詰まった住まいで、これからはにぎやかに家族の歴史が刻まれていきます。