ステイホームも楽しいスキップフロアの住まい
家族構成 | ご夫婦、子供1人 | 延床面積 | 129.81㎡m² |
---|---|---|---|
UA値(外皮平均熱貫流率) | 0.25 | C値(気密性能) | 0.49 |
ブラック系のガルバリウム鋼板に天然の杉板がアクセントのこちらの住まい。北側道路から建物裏の南側へ向かって大きな高低差のある敷地条件を生かしたスキップフロアの住まいです。
お子様の通学環境やさまざまな理由から、元の持家からの住み替えを決断したオーナー様。ご主人様がお仕事の関係でアシストホームを知っていたことがきっかけとなり、モデルハウス見学などを経て2度目の住まいづくりをお任せいただきました。
敷地の高低差を生かした3層のスキップフロア
1層目はビルトインガレージと玄関、その2つをつなぐシューズクローク、ホールにはトイレと小さな手洗いカウンターがあります。
2層目はLDKと奥様の工房があります。玄関ホールからは2方向に階段があり、工房側へのルートとまっすぐリビングへつながるルートに分かれています。
3層目は個室とフリースペース、浴室と洗面脱衣室、トイレがあり、ご家族のプライベートスペースが中心です。
キッチンとリビング全体が大きな吹抜けになっており、3層目とのつながりを持たせた一体感のあるつくりが特徴です。
また、ビルトインガレージの上に配置した子供部屋は、部屋の中がさらにスキップフロアになっており、ロフト式のベッドとクライミングウォールを造作した遊び心がつまった空間です。
隅々までこだわりぬいて
一度住まいづくりを経験しているオーナー様だからこそ、住み替えにあたり具体的なご要望やこだわりをお持ちでした。
ご主人様は以前のお住まいの寒さが気になっていたため、「とにかく暖かく快適な家」を、奥様はデザイン面でのこだわりが強く、ご自身の「好き」を隅々までとりいれるよう打ち合わせを重ねました。
手洗いカウンターや玄関框のタイル使い、家型の開口枠やニッチ、ダイニングキッチンのヘキサゴンタイルなど、奥様の理想をひとつひとつ形にしていきました。
ものづくりを楽しむ
ご夫婦ともにDIY好きで、奥様はアクセサリー制作・販売をする作家さんでもあります。新しい住まいには「小さくてもいいので自分だけの工房がほしい」という奥様の希望が叶い、リビングと同じフロアに2.5帖の工房を設けました。作業カウンターと材料の収納スペースを造作、カウンター横の室内窓には奥様が特別にオーダーしたお気に入りのステンドグラスを入れ、唯一無二の工房が完成しました。
また、ビルトインガレージは駐車スペースとしてだけでなく、DIYの作業スペースとしても活躍しています。コロナ渦でテレワークが増えたご主人様は、納戸として利用していたリビング下のスペースの中にデスクや本棚を自身で造作しテレワーク用のスペースを完成させたそうです。
なんだか秘密基地的な雰囲気もあり、集中できそうな空間になっています。
長いおうち時間も楽しく快適に
コロナ渦が続く中でも、「外出自粛の時期が長く続きましたが、家が快適なので、出かけたいという気持ちになりませんでした」とおっしゃる奥様。
暮らし始めて3年が経過しましたが、「こうすればよかった、という後悔や不満はひとつもないです」と大変うれしいお言葉をいただきました。