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燃転について

遠藤直子

遠藤直子

皆さん、こんにちは。

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最近、すべての物価が高くなっていますね。

本当に生活していくだけで精一杯で、とても大変な世の中になっています。

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そんな中、『電気温水器』『電気ボイラー』を交換したい、どうにかしたいとご相談される方が増えている感じがします。

「オール電化で冬場の電気代がものすごく高くて大変!!」

「お得だと言われてたのに騙された感じがする!!」

と口を揃えて仰います。

どこの住宅メーカーもほぼオール電化が主流という時代があり、弊社でも同様にオール電化をおすすめしていた頃がありました。

2026年3月にはドリーム8という電気割引料金が廃止される事もあり、危機感を持ってらっしゃるかと思います。

エコキュートなど今までの温水器よりお得なボイラーへ交換される方もいらっしゃいますが、室外機を設置しなくてはならない為、敷地の広さの問題(音がする為お隣との距離など)や、本体価格が高めだったりで、導入を悩まれるようです。

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電気以外のボイラーにも色々種類がある為、よくわからないという方もいらっしゃいます。

・エコキュート(電気)

・エコフィール(灯油)

・エコジョーズ(LPガス、都市ガス)

最近多く出ているのはこの3種類でしょうか。

このほかにもハイブリッドタイプなど様々です。

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電気ボイラーをやめて、他の熱源へ交換される(燃転)工事を請け負う事が増えました。

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パネルヒーターを設置されている住宅だとボイラーの交換で、パネルヒーターはそのまま使用できます。

エコキュートであれば室外機、エコフィールであれば灯油タンク、エコジョーズ(LP)であればガスボンベ、の設置場所など敷地に問題がなければ大丈夫です。

また、灯油タンクとガスボンベはエアコンの室外機から2M離さなければならない決まりがある為、室外機がある場合は設置場所が限られる事もあります。

都市ガスは敷地内に引込みがあればそれほど費用はかかりませんが、全面道路、又は距離があるところから引込みするとなるとけっこうな費用がかかってしまいます。

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あとは室内の設置場所。

エコキュートは電気温水器と交換なので問題ありません。

エコフィールだと、給湯と暖房の二つのボイラーが必要となり、設置場所が限られる場合もあります。

エコジョーズは1台で、給湯と暖房がまかなえるのであまり広くないところでも設置可能かと思います。

ただ、エコフィールとエコジョーズは室外へ給排気する排気筒が必要となり、その部分の外壁に接していなければなりません。

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災害時などにはエコキュートのお湯がしばらく使えたり、都市ガスだと復旧が遅く、LPガスだとすぐに使用できたりと、ぞれぞれの特色があったりします。

そのご家庭でのお湯の使い方や、家族構成、暖房の設定温度など、色々な面から判断されると良いかと思います。

もし迷っているのであれば、一度ご相談くださいね。

ボイラー交換は冬前に済ませてしまうのが一番ですよ。

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