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金継ぎ

清水未来

清水未来

こんにちは!

先日まで10数年ぶりに習い事に通っていました。それは「金継ぎ教室」です。

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割れたり欠けたりした器をいつか金継ぎで直したいと思い、温めていましたが、子育て中だと習い事というのはとてもハードルが高く、なかなか叶わず...

やっと定休日に開催している教室に出会い、通うことができました。

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講師は旭川でご活躍されている漆工芸家の堀内亜理子先生。

金継ぎ=漆工芸ということで、漆の文化や歴史、特徴など、毎回丁寧に教えていただき、

面白エピソードも聞きながら、楽しく作業ができました。

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金継ぎは様々な工程があり、時間をかけて作り上げるもの。

以前外国の方が1回で金継ぎ体験をしている様子をテレビで見たことがあったのですが、人工の接着剤を用いたり、作業工程を省いて進めるものも多くあると聞きました。

今回の教室は、全工程を自分たちで自然の材料を使いながら、すべて体験することができたのも良かったです。

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漆は器以外にもお箸や家具、メガネのフレーム等、様々な補修に使えることもわかり、「これも直せるかも!」と回を重ねるごとに、皆さんモノの量が増えていき、テーブルいっぱいに並べながら作業していました。

参加者もそれぞれ違う分野でご活躍されている素晴らしい方々ばかりで、その道のお話を聞くのも楽しいひとときでした。

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金継ぎを通して「割れたから(壊れたから)諦めて捨てる」という概念がなくなりました。

長く大切にものを使い続けることができる素晴らしい技法。学ぶことができて本当によかったと思っています。

とても充実した習い事時間でした^^

BEFORE→AFTER

※金を載せた直後の写真で線はもう少し細くなっています

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