皆さん、こんにちは。

今回、弊社の建物ではないお客様から「水漏れがしているようだ。」と相談がありました。

現地と図面を確認したところ、どうやら3階のトイレの排水が1階の天井から漏れているらしく、石膏ボードが湿っていました。

設備屋さんと1階の天井・壁、2階の配管部分の壁を剥がしてみました。

配管を伝って、ポタポタ水滴が・・・。

濡れている感じをみると、長年漏れていたのではないかと思われます。

お客様によく聞いてみると、10年位前にも同じように水漏れして、直してもらったという事でしたが、配管の工事まではやっていないはず、という回答でした。

開けたところも見ていなくて、いつの間にか塞がっていた、と。

ということは、特に配管には手を付けず、そのまま見た目だけキレイにしたということなのでしょうか・・・。

今回、配管の交換をやってもらったところ、継手部分のオス・メスが逆についていた事が判明しました。

継手の接着剤が切れたところに、逆についていた部材から水がじわじわ漏れて、いつの間にか・・・。

と、いうことは新築時から・・・？

配管工事は無事に終わり、水漏れがなくなったところで、大工さんに壁を剥がしてもらったら、一面カビだらけ！

ずっと湿っていたせいで石膏ボードはボロボロ崩れてしまいました。

木材も湿っていましたが腐ってはいなかったので、乾燥する為にそのまましばらく開けておくことにしました。

乾いたら新しい石膏ボードとクロスでキレイに仕上げていきます。

皆さんも「アレ？」と思うことがあれば、相談してくださいね。

その際には図面があるととても助かります！