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平澤亜紀

わが家のインテリア 【番外編】収納スペース

2024年04月05日 17:46

こんにちは
4月に入り、少しずつ春らしさを感じるようになってきましたね。


いろいろと変化の多い時期、心身ともに疲れが出やすいかもしれません。
無理をせず、自分にご褒美を与えながら忙しさと戦いたいところです。



こちらのブログでわが家のインテリアについてご紹介いたしましたが、今回は番外編ということで収納スペースについてご紹介したいと思います。


お恥ずかしい話ですが、掃除も片付けも昔から苦手なわたしは、わが家の間取りを考える際に「いかにラクして収納するか」を最優先に考えました。整理収納アドバイザーの資格もありTVや書籍などでいろいろな収納術があることもよくわかっているものの、きっちりかっちりキレイに収納するのは自分に向かないし続かないことが明白だったので、自分でもなんとか続けられるような収納方法、収納スペースにしようと考えました。


わが家は当社プランナーの櫻井に設計を担当してもらいましたが、プランの要望を伝える際、わたしの生活スタイル、特に仕事に行く前と帰宅後の行動に合わせて収納含めた間取りを考えてもらいました。


そうして形になった収納スペースが、洗濯脱衣室と一体になったウォークインクローゼット(以下:WCL)です。


・朝はメイクをしたり身支度して出かける直前に着替える
・帰宅後はすぐに部屋着に着替える


わたしのこの行動がしやすいように、間取りに反映してもらいました。


わが家は2階にLDKと寝室があり、生活の大半を2階で過ごします。
朝起きてから着替えるまでの作業はすべて2階でできるようにし、着替えだけ1階でするという流れです。
帰宅時は、玄関から2歩でWCLに入り、そこで脱いだものをさらに2歩進んで洗濯カゴに入れることができるようになっています。


洗濯が済んだ衣類を畳んで仕舞う、という作業をカットするため、衣類はほぼハンガー収納にしてWCLの片側は上下2段の棚&パイプ、反対側はコートなど丈の長い衣類をかけるように1段にしました。


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洗濯はドラム式洗濯機で乾燥までできるものはできるだけそうして、乾燥機で乾燥できないものだけ干すためのパイプと洗濯機から出したものを仮置きしたりできるようにカウンターを設置し、カウンター下半分には可動棚、残り半分はオープンにして2段式の洗濯カゴを置くためのスペースにしました。


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WCLと洗濯脱衣室の間は仕切りやドアもなくそのままつながっていて、脱いだものをかごに入れる、洗濯したものをハンガーにかけるという動作が最短距離で完結できるので、超ズボラのわたしには最高です。


そしてちょっとしたことかもしれませんが、ハンガーを同じものに買い揃えました。以前はクリーニング店でついてくるハンガーや大昔に実家からもらったものなど厚みや大きさやデザインもバラバラのハンガーを使っていましたが、同じものに統一することで全体的な見た目も収納の厚みもスッキリさせることができました。


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長々とズボラなわたしの収納スペースについて書いてしまいましたが、自分の行動や生活スタイルに合わせた間取り、収納スペースにしたおかげでとても楽にできています。


これから住まいづくりを始めるみなさんは、もちろん敷地条件や予算などによってすべての要望が叶うわけではないと思いますが、自分自身や家族の性格や生活スタイル、家事動線など具体的な動きや流れを再確認し、それに合った間取りや収納計画を考えることをおすすめします。


SNSや雑誌等で素敵な間取りやすごい収納術を見て取り入れたくなることもあるかと思いますが、それが自分に合っているとは限りません。


すべてにラベリングをしてきっちりかっちりやるのが気持ちいいし自分に合っている、という方もいれば、わたしのように″ゆる収納″が合う方もいると思います。



暮らしをラクに楽しく長く続けていくためにも、自分らしいスタイルを見つけて住まいに取り入れるのが良いのではないでしょうか。