家の中を快適に過ごすのに大事なポイントのひとつ、『収納』について。
2020年07月11日 10:02
「収納がたくさんあれば、モノが散乱することなく暮らせる♪」
「とにかく収納が大事!」
・・・と、お考えではないでしょうか?
でも中には、実際の建物をご覧になって「ぜんぜん収納が足りな~い」と言われる方もいらっしゃいます。
いえいえ、ちょっと待ってください。
いったいどれだけのモノをお持ちですか?
これから新しい住宅を建てる方、建売住宅を購入される方、リフォームをされる方、新しい住まいで快適に生活をしようとお考えの方。
「ここにこれだけの収納が欲しい」というのもわかりますが、本当に収納がすべて解決してくれるのか、まずはモノの持ち方を考えてみましょう。
皆さんはご自分の持ち物がどれだけあるか、確認をしたことがありますか?
私は、数年前に整理収納アドバイザーの講習を受けたことがあります。
「自分は片付けが苦手で・・・。」
という方は、ぜひ一度受けてみることをオススメします!
講習を受けた後、すぐに片付けがしたくなりますよ!(私はキッチンにまず手を付けました。)
次の3つのポイントを押さえて、小さなスペース(引き出しの中など)から始めてみてはどうでしょう?
① モノの量を把握する
例えば、私はキッチンからやってみましたが、洗面台などでもいいと思います。
まずは、別のスペースに「全部出し」をしてみます。これによってどれだけのモノがあるのか、量がわかります。「これ、こんなにいらないかも」と気付くこともできます。
② 「使う」「使わない」で分ける
「いる」「いらない」で仕分けるのではなく、「使う」「使わない」で分別しましょう。
「いつか使うかも」は、ほぼ使いません。1年使用しなかったモノは処分してしまいましょう。
どうしても処分ができない場合は、「売る」「譲る」なども考えてみてください。
③ 「使うモノ」をしまう
使用頻度に合わせて収納しましょう。
「毎日使う」「ときどき使う」「年に1回程度使う」など、それぞれモノの出番が違います。よく使うモノほど、出し入れのし易いところに収納です。
収納はたくさんあるだけじゃダメなんです。
「使わないモノをしまっておく」のが収納ではないのです。
「使うモノを出し入れしやすくしまっておく」のが収納の正しい使い方です。
最近は「断捨離」という言葉も随分浸透してきましたね。
お家時間が増えた今だからこそ、改めて家のモノを見直してみてください。
不要なモノを処分すると、新しいスペースが出来ます。
そこを今度は、自分達家族が楽しめる場所として、作ってみてはいかがでしょうか。
もちろんD.I.Y.でもいいですし、自分ではちょっと・・・という方は、ぜひ弊社にご相談くださいませ。
整理収納のアドバイスから、リフォームまで、承りますよ♪