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頭金なしでも住まいづくりはできる?
こんにちは。
住まいづくりの計画を始めたばかりのお客様からいただく質問のひとつ
「頭金なしでもなんとかなりますか?」
頭金 = 自己資金
『住まいづくりにかかる総費用のうち、住宅ローンや親族の資金援助等を除き、自分たちで用意する資金』
のことを指すとすると、
「なんとかならなくはないです」
注)もちろん様々な条件により異なります
ただ、注意しなければならないこと
A:自己資金(預貯金等)は300万円あるけれど、それを使わずにできるだけ住宅ローンで賄いたい
B:自己資金(預貯金等)は30万円ほどなので、住宅ローンで賄うしかない
AとBではまったく意味合いが違ってくるのです。
しっかりと認識しておかなければならないのは
最終的に住まいづくりの総費用を住宅ローンで賄う計算だとしても、住まいづくりの過程である程度の「現金」が必要になるタイミングがある、ということです。
???
頭金なしでもなんとかなるって言ったのに、現金が必要ってどういうこと?
そう思われる方もいるかもしれません。
特に、建売住宅やマンションではなく、土地探しから始めて注文住宅を建てる方、
土地を新たに購入するところからスタートする場合
土地の売買契約時に「契約金(いわゆる手付金)」が必要となります。
契約金の相場は売買代金の1割程度と言われていますので、
1000万円の土地を購入する場合、100万円の契約金を用意しなければなりません。
そして建物を建てる会社が決まり契約する際にも「契約金」が必要です。
(契約金一切もらわないよ、という会社様があったらごめんなさい)
建物の契約金の相場は会社によって様々かと思いますが、ここでも少なからず現金を用意しなければなりません。
住宅ローンで4000万円借入するとして、そのお金をいつ借りるのかというと
◇住宅が完成したとき
になります。当たり前といえばそうですよね。
計算上、
土地購入費用がいくら
建物建築費用がいくら
諸費用がいくら
合計4000万円 = 住宅ローン借入 4000万円 自己資金0ゼロ
このような計算は成り立ちます。
が、先に説明したように、
土地の契約をするとき
建物の契約をするとき
には、とりあえずある程度の現金が必要になるので、一時的に捻出できる資金がない場合、住まいづくりの流れにのることが難しくなるのです。
以上の説明だけでは、なんだかよくわからない方もいらっしゃると思います。
ここでは説明しきれないこともたくさんありますので、
住まいづくりにおけるお金の流れ、資金計画についてもっと詳しく知りたい!
なんだかよくわからないことが多いけど、一度話を聞いてみたい!
まずはお気軽にご相談くださいね。