スタッフブログ

【高気密・高断熱住宅の落とし穴】冬の「乾燥」対策が超重要な2つの理由

澤谷弦樹

澤谷弦樹

こんにちは!

冬でも家中が暖かく、少ないエネルギーで快適に過ごせる「高気密・高断熱」のお家。

本当に素晴らしい性能ですよね。

でも、その高性能ゆえに直面しやすいのが「乾燥」という問題です。

「暖かいのに、なんだか喉がイガイガする...」「床の木材に隙間ができてきた気がする...」なんて経験はありませんか?

実は、高気密高断熱の家で快適に過ごすためには、適切な「加湿」が欠かせません。

今回は、お家と家族を守るための加湿の重要性を、3つのポイントに分けてわかりやすく解説します!

34089468_s.jpg

理由1:家族の健康を守る(ウイルス対策)

高気密住宅は冬場でも室温がしっかり保たれる反面、空気が暖められることで「相対湿度」がグッと下がりやすくなります。

湿度が40%以下になると、私たちの鼻や喉の粘膜が乾燥し、ウイルスに対するバリア機能が低下してしまいます。

さらに、インフルエンザなどのウイルスは乾燥した空気中を長時間漂いやすくなります。

風邪を引きにくい環境を作るためには、湿度を40%〜50%の範囲でキープすることが最大の防御になります!

理由2:体感温度アップでさらに省エネ!

実は、同じ室温でも湿度が上がると、人間の「体感温度」は高くなるってご存知でしたか?

乾燥している時: 肌から水分が蒸発する際に熱(気化熱)が奪われ、実際の温度よりも肌寒く感じます。

潤っている時: 水分の蒸発が抑えられるため、暖かさをしっかり感じられます。

つまり、適度に加湿を行えば、暖房の設定温度を1〜2度下げても十分に暖かく過ごせるのです。

高断熱住宅の「省エネ効果」をさらに引き出せる、お財布にも優しいテクニックですね。

ワンポイントアドバイス:加湿のしすぎには要注意!

加湿が大切とはいえ、やりすぎは禁物です。

高気密住宅は湿気が外に逃げにくいため、50%を超えて過剰に加湿すると、今度は窓枠や壁の内部で「結露」が発生するリスクが高まります。

結露はカビやダニの原因になり、家の寿命を縮めてしまいます。

湿度は40%〜50%を目標に、各部屋の温湿度計をチェックしながらコントロールするのが、快適さと家への優しさを両立する秘訣です。