施工の進捗
玄関タイルの補修
皆さん、こんにちは
今日はタイルの補修(貼り替え)についてです。
皆様、玄関先のタイルが浮いてきてとれてしまったなどの
ご経験はありませんでしょうか?
原因はいくつか考えられますが、北海道にお住まいですと特に年数の経過とともに
タイルやタイル下地と下のコンクリートの間に水が入り、凍って膨張する→隙間が大きくなる
→さらに水が入るという、凍害と呼ばれる現象が起こりやすく、
ちょうど軒からの水が落ちる玄関先や、雪の乗る箇所にタイルの浮きが起こっているのが多く見られます。
写真のように側面から見た際にひびが入っていたり、たたくと軽い音がする(タイルの下に空洞がある)のは
タイルが浮いている証拠です。
こちらのテナントの物件では全体に浮きが見られましたが予算との兼ね合いから、特に被害が大きい一番上の段のみタイルの
はつり(はがし)と貼り替えを行いました。
最後に、傷んだ側面の塗装を行い完成です。
今回かなり年数の立った物件で、まったく同じタイルはありませんでしたが、
近い柄のものを取り寄せ施工しました。
これでまたしばらくはタイルの剥がれは起こらないと思います。
いかがでしたでしょうか?皆様もタイルの剥がれなどでお困りの際はお気軽にご相談ください。
補修の金額に関しては、使うタイルや、タイルのみのはがし~タイル下地のやり替え~その下のコンクリート自体の打ち換えというように、
問題のある範囲によりかなり左右されますので、お伝えが難しいですが、軽度でしたら4万円程度で補修できる場合もございます。
また、剥がれたタイルが割れずにきれいに残っている場合は捨てずに保存していただけますと再利用できる場合もあります。