工事部ブログ

解体工事について

澤谷弦樹

澤谷弦樹

皆さん、こんにちは。

今日はリフォームやリノベーションに伴う『解体工事』についてです。

外壁の貼替や間取りの変更、断熱改修や大規模なリノベーションなどには解体工事が必要となる事があります。

その際に『費用』が発生しますが、そこがなかなか難しいところです。

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大規模リノベーションではいわゆる骨組みだけ残して、他をほぼ解体してしまいます。

解体して初めて壁の中の柱がどうなっているかがわかります。

今の建築基準法と違う、特に年数の経過している物件では、図面と柱の太さが違っている事など大いにあり得ます。(当時は良かったそうです)

そこでようやく梁の太さや場所、柱の太さ、ふところ(1階の天井と2階の床で挟まれた空間)の深さ、高さや歪み、木が腐ってダメになっている箇所、断熱材が劣化している箇所、などが発見されます。

間取りを変更する為に梁を補強しなければならないが、ふところが浅い為天井を下げなければならない、など現場で計画を変えなければならない事もたくさんあります。

まずは開けてみなければどこまでの施工が必要なのかわからないのがリフォーム&リノベーションです。

なるべく追加費用がかからないようにお見積りを作成させていただきますが、あまりにも中の状態が酷い場合は別途必要になってくる場合もあります。

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また、2020年7月にアスベスト法が改訂され、解体についてもまずは事前調査が必要となりました。

調査にも費用がかかりますし、もしアスベストが含まれているという結果になると、解体費用が通常の1.2~1.5倍位かかる事になります。

弊社ではお見積りの段階で『アスベストが含まれていた場合〇〇円~』等の記載を行っています。

費用に関しては特に気になるところではありますが、ご理解をいただけますと幸いです。

何か気になる事がありましたらぜひご相談ください。